病院以外の転職先として看護師が大学の保健室を選ぶメリット

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病院以外の転職先として看護師が大学の保健室を選ぶメリット

病院以外への看護師の転職先として、大学はかなり人気があるようです。では、その人気の秘密・メリットなどについて考えていきましょう。

大学の保健室勤務の看護師 夜勤がないメリット

病院看護師の多くは夜勤を経験していると思います。夜勤は、心身ともに多大な影響を与えますので、日勤と夜勤を繰り返していくと、規則的な生活サイクルも崩れがちです。結婚・出産を機会に病院を離職する看護師は少なくありませんが、根本的な部分で「夜勤」が離職者の原因になっているケースもかなりあるようです。大学の保健室勤務の一番のメリットは夜勤がないということでしょう。独身者であっても既婚者であっても、仕事とプライベートをきっちり分けたいと考えるのは、ごく常識的なことです。夜勤がないだけでも、帰宅後のプライベートな時間が日々確保されますので、夜勤の苦労をよく知っている看護師には大学も魅力のある勤務先の一つになっているのでしょう。

 

蛇足になりますが、大学では土日祝祭日が休日であるケースも多く、勤務時間に関しても残業はかなり少ない傾向にあります。このようなこともメリットの一つなのかもしれません。

大学の保健室勤務の看護師 勤務上のストレスが小さい?

病院勤務の看護師の場合、ポジションによって多少の差は出てきますが、常に人間の「生死」を見つめ続けねばなりません。こういったことを考えつつ、患者への医療的なケアを献身的に行っていくことが、病院看護師の誇りややりがいに繋がっているのは間違いないでしょう。しかし、様々な医療処置を行う病院では、医療ミスが起こる可能性もあり、そのミスが患者の生死に関わるケースも出てきます。現場の看護師は、このようなことから多大なストレスを抱えて仕事をしているわけですね。大学の保健室勤務では、応急的な医療措置(病気・怪我)はもちろんありますが、緊急手術のようなことはありません。

 

だから、大学の保健室勤務が楽!と言っているわけではありませんよ。ここは間違えないようにしてくださいね。ただ、人の生死に関わる医療ミスのようなものは起こる可能性がかなり低いということなのです。全ての看護師の方々に該当するとは思いませんが、このような勤務に魅力を感じている看護師もいるということなのです。

大学の保健室勤務の看護師 人間関係は比較的良い!?

病院看護師の間では、病院内の複雑な人間関係にかなりストレスを感じている方が多いようで、これが原因になり離職→転職というケースも少なくないようです。医師との関係、看護師同士での関係などいろいろ言われています。では、大学の保健室ではどうなのでしょうか?大学でも、看護師単独で仕事を行っていくというケースはさほど多くはありません。多くの大学では、医師や保健師、カウンセラー・臨床心理士などが常駐している場合も多く、仕事では常に彼らと連携していく必要があります。しかし、1大学に十数名の看護師(同僚)・医師などはいません。少ない人数の現場です。スタッフひとり一人がお互いによく話しができる環境にありますので、人間として礼節を踏まえている方であれば、そう人間関係で問題は起こらないと言われているようですね。